「土から生える」は、4つの会場で9名の作家とひとりの舞踊家が参加するプロジェクトです。 かならずも一作家と一会場ではなく、二会場でお願いした作家もいます。
そのひとり、伊藤慶二さん。本体のフェスティバルの国際コンペについてや、安藤&高橋が展覧会を構想した初段階から、おりにふれ示唆をいただいている存在です。
たしか、最初に言われたのは
「欲張って、無理をするな」だったような...
その後、高橋がこのプロジェクトで花の木窯の再生に興味をもち、なんとか焼成ができないだろうか?と浮き足立ったときも
「そんな簡単なものじゃないよ。ま、お祭りで火を入れるだけだったら、それは楽しいけどね」と釘をさされたり。
慶二さんの重い言葉に頷きつつも、作家と企画者の立場になれば、ちょっとだけ事情が違ってきます。
「そこをなんとか!!」
土岐市の花の木窯でのインスタレーションはすでに決定していますが、ぜひともと、市之倉の窯場跡でも伊藤慶二作品を見れるようにとお願いしました。
6月27日の日暮れ時。慶二さんに現地を見てもらい、あれこれ思案。
蔦に覆われた一棟が会場に決まりました。
最初は渋そうな表情に思えたのですが、なにやら不適な笑みが...これまた興味津々の作品空間が期待できそうです。