レポート

花の木窯の活用:土岐市役所で

花の木窯 全景
窯も生き物。何年も使われなくなってしまえば、やがて朽ちてしまいます。
小山富士夫が晩年に築いた「花の木窯」。土岐市に寄贈されたこの地の活用は、今後、様々な検討がされてゆくことでしょう。
「土から生える」では、この場所を展示会場とすることによって、そうした機運の高まりに何らか寄与できないかと考えています。
小山富士夫という人物を研究、再検証していくことや、「花の木窯」をひとつの象徴的な存在として、地域の文化資源として陶磁器の未来を展望していく試みができないでしょうか?

おりしも、今年の11月に花の木窯の三年ぶりの焼成が実現されるとの報。「第25回伝統的工芸品月間国民会議全国大会」は岐阜県が開催県となり、11月12-16日に長良川国際会議場や岐阜メモリアルセンターが会場となるそうです。その関連事業として美濃焼伝統工芸品協同組合によって、花の木窯での作陶と焼成が計画されているとのことです。

6月27日、事務局は土岐市役所に出向いて、この焼成事業の世話役である伝統工芸士・小栗靖さんとお話することとなりました。会場使用の調整など実務的なことだけでなく、小山富士夫さんのご子息である故・小山岑一さんのこと、自邸に生える花の木のことなど、有意義なお話が聞けました。

土岐市役所の石原さんは、「企業立地推進室室長兼商工観光課主幹兼課長補佐」という長い肩書きの方ですが、4月に着任されて以来、こちらの事情を汲み取って、いつもおだやかな対応をしてくださいます。同じ観光課の山路さんと「開催に向けて、花の木窯のまわりの草刈りをしますから」と言ってくださり、恐縮しきり...。
また同席いただいた教育委員会の文化振興課課長補佐の林順一さんには、小山邸に関する資料など、今後もいろいろと教えを請うことになりそうです。

市役所という場所は、いつも緊張してしまうのですが、肝心なのは人との関係。以前お願いしてあった「土岐市の美味しい麺どころ情報」をいただき、笑顔で帰ってきたのでした。

Posted by 高橋 綾子

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