5月26日は、「第8回国際陶磁器店美濃審査員によるセミナー」と題して、ワークショップとシンポジウムが行われました。
陶芸部門の審査員であるイタリアの陶芸家、アルド・ロンティーニさんによるワークショップ。一時間足らずの短いものでしたが、ロンティーニさんが事前に用意されたトルソを自由に造形してみよう!というもの。若い参加者に混じって、伊藤慶二さんも参戦。
不敵な笑みをたたえた慶二さんは、おもむろにトルソの胸を切り裂き、乳房のような顔のような作品をすいすいとつくっていかれました。
審査会やその後の懇親会でも、茶目っ気いっぱいのムードメーカーだった鯉江良二さん。岐阜県現代陶芸美術館学芸部長の渡部誠一さんの司会進行での伊藤さんと鯉江さんの対談は、本当に興味深いものでした。月見草と向日葵のように対称的なお二方ですが、60年代以来の交遊、作家の活動と意志など二人の個性が共振するひとときでした。伊藤さんは、コンペの意義にふれ「受賞のためにではなく、人にはかられる経験は、自分の位置を客観的に知る機会となりえる。だからこそ若い人に参加してほしい」と説かれました。
さらに鯉江さんの「人生がワークショップ!!」は名言でした。
「土から生える」でもしかり。
前夜に酔った鯉江さんとお話ししてひねり出したのが、粘土を自分でつくるワークショップ企画「ここ掘れ!one 碗!!」なのです。乞うご期待!